サービスはお客様が儲からないと長続きしない(マーケティングアウトソーシング)

タイトルに「サービスはお客様が儲からないと長続きしない」と書いたが、正しくは「サービスはお客様がメリットを感じないと長続きしない」ということでもいいのだが、例えば便利なだけでは不景気の時に契約が終了する。結局、自社のサービスを使えば、そのお客様の利益や売上が増えるということでなければ、長続きしない。

うちのサービスの既存のお客様の半分近くが創業から続き、契約年数が10年を超える。だから、うちのサービスがすごい!ということをいいたいのではない。私が言いたいことはうちの基本姿勢が、当社の利益ではなく、お客様の利益が最優先であるということを言いたいのだ。もちろんこちらもビジネスなので、赤字の仕事は受けない。ただ、お客様の利益が出ないのに、うちだけ利益が出るのは絶対に避けたいのだ。そういう期間が続けば、当社がお客様の赤字の直接的な原因の一つになるからだ。

当社には年間20件前後の仕事のご依頼を頂く、しかし、9割くらいのお仕事を断っているのは、それが理由である。当社は小規模の企業なので、仕事を受けられないということもあれば、受けても成功しないからという理由もある。

仕事を受けてもお客様が儲からなければ、当社にとっては失敗事例なのだ。失敗事例が増えれば、当社のブランドが落ち、そのうち仕事ができなくなってしまう。それゆえに、お客様が儲からないことはやりたくないのだ。

過去にも、このまま続けても好転する可能性がない場合に、こちらから契約終了を伝えたこともある。

厳しい状況でも、しのがなければならないときは、こちらも最低限に絞って契約を続け、そのチャンスを待つこともある。

ビジネスの状況は千差万別であり、その後の展開も多岐にわたるため、判断が難しいのだが、お客様と話し合い、どうするのが一番なのかを仮設し、その結果を出すことを全力する。そんなサービスを提供し続けたいと思っている。

当社の社名は吉政(私)が成功を創るという意味を込めて、吉政創成としているのは、何としてもお客様の成功を創りたいと思っているからなのだ。そして、そこにしか私の生き残る道もないからなのだ。

それでは今日はこの辺で。

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